ワイシャツの黄ばみって、洗濯機で洗うだけじゃなかなか落ちてくれませんよね。
毎回手洗いするのは面倒だと思って他の洗濯物と一緒にごちゃっと洗うと、汚れが十分に落ちないのでだんだん黄ばんでしまいます。
でも、あんまりゴシゴシ洗うと繊維を傷めてしまいそうですし、擦るのは避けたいところ。
黄ばみの原因は何?
そもそも黄ばみの成分って何かご存知でしょうか。
シャツで黄ばみが発生する部分と言えば、主に「袖元」と「襟」「脇」の3点。
袖元は最も手に近いので、外部の汚れがつきやすく、汗が上から流れて最後に留まるところでもあります。
襟もまた額や身体の汗や皮脂がつきやすいですね。
脇は他の部分よりも汗が多く出やすいために汗がたまりやすい場所です。
つまり、黄ばみの原因は汗と皮脂。
この汚れを着用後にしっかり取り除かないと、シャツの繊維に皮脂汚れが残ってしまい、やがて黄ばんでくるということになります。
黄ばみの落とし方
必要なもの
・酸素系漂白剤
→おすすめはワイドハイター粉末
・重曹
・鍋などの容器(熱に耐えられるもの)
・ドライヤー
ぬるま湯では十分に漂白剤の効果が出ないので、50℃ぐらいのお湯を鍋に入れて重曹と漂白剤を溶かします。(漂白剤は1リットル当たり約大さじ1)
シャツを中に入れて、そのまま20分程度放置してみます。
これで落ちなければ、黄ばんでいる部分にドライヤーの熱風をあてて暖めてください。
その後、洗濯機で通常通り洗ってください。
加熱することで漂白剤がしっかり働いてくれるので、黄ばみが落ちます。
煮洗い(後述)という方法を紹介しているサイトが幾つかありますが、やはり高温で煮るには生地が丈夫でないといけません。何しても黄ばみが落ちなかったという時にだけ行ってください。
シャツ以外の汚れ・におい落としに煮洗い
タオルのにおい・黒ずみ
シャツではおすすめできないと言った煮洗い方法ですが、タオルなど生地が傷んでも問題がないものに関してはOKです。煮洗いは簡単で、大きな鍋にたっぷりお湯を沸かして洗剤と漂白剤を入れて布を煮るだけ。煮ることで変色やイヤ~な臭いを消してくれます。