手が荒れる原因は主に3つあります。ケアに気を配っていても、なかなか手荒れが治らない、という人は自分では気づかない意外な原因が隠れているかもしれません。
手が荒れる時の症状
手が荒れるとどんな症状が出るのでしょうか?
- 小さな水疱ができる
- ひび割れる
- カサカサになる
- 赤くかゆくなる
- 赤いブツブツができる
- 皮膚が硬くなる
さらに掻いたりして潰して悪化すると、
かさぶた、びらん、が出来たり、皮膚が薄くなって指紋がなくなるという症状になります。
手が荒れる3つの原因
手が荒れる原因は大別して3つに分けられると言われています。
主婦湿疹
料理、洗濯、掃除など、1日の中で水や洗剤をよく使う主婦に多くあらわれるので俗に主婦湿疹と呼ばれています。
水仕事を繰り返しすぎて皮膚を保護している皮脂がなくなってしまうことが原因で手荒れが起こってしまいます。また、お湯を使うことも水よりさらに皮脂を奪うことになります。
美容師や、飲食店の従業者、またお札や紙をさわることの多い銀行員や事務員もなりやすいです。
原因である、台所洗剤やシャンプー等を使わないことで改善していきます。
体質や素因を持っている
子供の頃にアトピー性皮膚炎だった、敏感肌である、という人は皮膚のバリア機能が低くなっていて、手が荒れやすくなります。
他の人と同じ仕事なのに自分だけ手が荒れているということがありませんか。
アレルギーがある
水や洗剤から肌を守るためにゴム手袋をつけている人が多いと思いますが、その手袋が原因となって手が荒れてしまう人がいます。
手荒れ予防にゴム手袋を使っているのに治らない、という人は実はゴムアレルギーを持っているかもしれません。
また、美容師にありがちなのが薬剤のアレルギーです。ヘアカラーやパーマ剤は強い刺激があるので、手が荒れてしまうのです。